ラスト論者/1人の思考

旅慣れた1人の大学生

日本人に多い 牛乳でお腹を壊す理由【乳糖不耐症】

牛乳を飲んだら結構な確率でお腹を壊す人が多いと思います。

なんやかんやで結構多くの人がこの症状に悩まされているんです。


今回はなんで牛乳でお腹を壊すのか調べてきました!!

 

乳糖不耐症ってなに?? 

乳製品でお腹壊す(どうしようもない)

カフェとかで乳製品を飲んだことによって下痢などお腹の調子を壊す症状に襲われる症状の事です。これは後に出てきますが、ほぼ人種によって変わりますんで不可避なんです。これは食文化が影響するためです。

 

 

 

なんでお腹壊すん?

身体がそもそも対応していない

牛乳などの乳製品には大体「ラクトース」っていう糖分が含まれています。これが厄介で、ラクトースを分解するためにはある専用の酵素ラクターゼ)が必要なんです。

要は、この酵素を多く持っていればお腹を壊しにくいって感じです。

 

ちなみに後で出てきますが、使わないものは減っていく法則でラクターゼの量は食文化によって減ります。これは後天的に見えて先祖のそういう生活が遺伝子レベルで効いてくる先天的なものです。

それによって人種等によって変わっていきます。

 

 

日本人は不利

残念なことに、日本人の80%はこの酵素が少なかったり上手く働かなかったりしてるらしいんです。あと、全く持ってない人もいるらしいです。

 

日本は割合こそ大きいですが、一部除いて大体の国も結構な割合でこんな感じです。

 

 

乳糖不耐でも腹痛がない人もいる

そういう体質なんですけど、ラクトースの分解方法は色々あるのであっちが弱くてもこっちが強いみたいな感じでラクターゼが少なくても何とか腹痛は免れる人も多いようです。

なので、周りの日本人で牛乳で腹痛を起こす人割と少ないのはこれが大きいのでしょう。

 

 

 

大丈夫な人たち

赤ちゃんが母乳を飲むのは?

じゃあ赤ちゃんが母乳を飲むのは大丈夫なのか?と思った人も多いでしょう。それはずばり、「大丈夫」です。

理由は、実は生まれたての哺乳類はほぼ必ずラクターゼをもっています。

冷静に考えてみれば、母乳を飲む生物が乳製品への耐性を持っていないってのは矛盾しますよね!(理解可能)

 

しかし、酵素というものも生きている環境に応じて持っている量が変化するんです。

そんな感じで使わないものはドンドン減っていきます。

 

 

北欧人は最強?日本は?

北欧人は酪農の文化があります。酪農と言えば牛なんかを育てたりしてますので、牛乳などの乳製品は日々の生活に欠かせません。そんなこんなで、ラクターゼ酵素の量が他の国の人達と比べて多いので、強い!って感じです。

 

逆に、日本人は農耕で畑を耕して野菜を食べてた感じなんであんまり乳製品を摂取しない生活をしてきた感じです。なので使わないラクターゼがドンドン減ってきているんで乳糖不耐症の人が多いってなわけです。

でも1900年代に入ってからは結構乳製品が手に入るようになったので、これからは耐性がより付いていくのではないでしょうか。

 

 

 

まとめ

乳糖不耐症について調べてみましたが、まあ先天性のどうしようもないものだという事でうまく付き合っていく必要がありそうですね。僕はこれのせいでカフェにあんまりいけないですが、こういう人結構多いと思います。この乳糖不耐症がなくなればカフェの売り上げは2割り増しくらいになりそうな気がします。