ラスト論者/1人の思考

旅慣れた1人の大学生

【忖度なし】大学生が面白いと思った本3選

皆さんは本好きですか?

 

僕は大好きです!

 

そんな僕が読んだ本の中から、一切の忖度なしで紹介していきます。

 

ちなみに、ジャンルはごっちゃです(笑)

 

凍った地球


凍った地球―スノーボールアースと生命進化の物語 (新潮選書)

 

地球の長い歴史の中で少なくとも2回は起こったとされている全球凍結の研究を主要人物(カーシュビンク博士、ホフマン博士、ダン・シュラグ博士)を中心とした物語で進んでいきます。

まるで小説を読んでいるようで不思議な感じがします。3人とも個性的で魅力があります。こんな3人がマジで現実に存在しているんだと考えたらワクワクしてくる、そんな1冊です。

 

無人島に生きる十六人


無人島に生きる十六人 (新潮文庫)

 

僕が小5の時に出会った小説です。明治時代に船が難破して無人島にたどり着き、頑張って生きて生還する16人を描いた実話です。動物と遊ぶ楽し気なシーンからその動物を○○しなければならないような残酷なシーンまであります。ただしそんなにグロ〇スクなわけではないので小学生でも読めるような作品となっています。

見どころはやはり、彼らがどう協力し、なにを食って、どう助かるか?といった事でしょう。

 

球状コンクリ―ションの科学


球状コンクリーションの科学

 

長年謎だった球状コンクリ―ションという岩石のでき方が解明されつつあり、その研究に大いに寄与した教授によって書かれた本です。凄いのはこの岩石が工学分野にも応用可能だという事です。本来なら難しい論文を読まなきゃわからないような内容が一般向けに書かれています。

別名ノジュール(団塊の意)と呼ばれるこの岩石は多くの場合、中心にそれこそ団塊のごとく化石が保存されています。日本では北海道の蝦夷(えぞ)層群や岩手県などなどで多く見つかります。この岩石の形成メカニズムを巧みに推理し、最も有力な説を導き出したのがこの本の筆者である名古屋大教授です。